11月1日の練習
先週とはうって変わって秋晴れの気持ちのいいお天気になりました。
体操・発声の後、「浜辺の歌」から練習を始めました。1番と2番は、朝と夕べの違いを出して歌うように、また、メゾ・アルトはメロディと同じ感情、抑揚で歌うようにしましょう。
次に「Ave Maria」の練習。この曲は各パートが独自の動きをすることが多いので、全体の雰囲気になじませつつ、自分のパートの動きを音楽的に表現するようにしましょう。
次は「ペチカ」。1~4番の歌い分けが難しいので発表するのをやめようという意見が出ましたが、歌い分けをすることこそが歌うということなので、逃げずに挑戦していただきたいと思います。とは言っても具体的にどうしたら良いのかなかなかわかりにくいと思いますので、今回はこちらからこんな風にしてみたらという提案をしました。
1番は今まで通りの歌い方でいきますが、情景を描写するためにこれまでより子音や母音をより明確に発音する。
2番は夜が深まり、雪も降り続いているさまを表現するために、1番よりテヌート気味に深い声と発音で歌う。「くりや くりや」は栗売りの声が響いて聞こえてくるように、遠くに飛ばして歌う。
3番はお客様がやってきたうれしさを表現するために少しはずんだ感じで。
4番はまた静けさが戻ってきたことを表現するために1番のように静かに。ただし、火の粉がパチパチと音をたてる様子が聞こえてくるかのように、パチパチのpを強調して発音する。最後は静けさや暖かさがずっと続いていく様子を表すためにリタルダンドをして落ち着かせて終わる。
こんな感じで歌ってみることにします。
休憩後は「いのちの歌」と公民館まつりのみんなで歌いましょうコーナーの3曲を練習し、最後に「ペチカ」と「いのちの歌」の録音をしました。Lessonページにアップしてありますのでお聴き下さい。
Direttrice
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