7月12日の練習
体操•発声•カデンツの後、「浜辺の歌」から練習を始める。
ア・カペラで歌ってみたところ、音程がずいぶん歪んでいたので、もう一歩、自分のパートの音に対してシビアにとらえるようにしてほしい。
次に伴奏と共に、一番の朝と二番のゆうべのニュアンスの違いを出すように、「寄する波よ
返す波よ」の部分は感動の高まりを表現する、「月」をためて歌う、「かげ」のKの子音を柔らかく長く発音することなどに気を付けて練習。
次は「いでそよ人を」。
メゾの主旋律の時、ソプラノのオブリガートは高い音で難しいが、メロディを消さない音量で歌うこと、最後の「忘れやはする」はもっと気持ちの強さを前面に出した方がいいので、寂し気に歌わない、などに気を付けて歌う。
「くちなし」
四部の和音はだいぶ良くなってきましたが、まだばっちりな音ではないので、どんな響きなのか、その中で自分はどんな音をだすべきなのかをいま一度確認して下さい。
和音としては最後になる三部の和音はぶつかり合いのない素直な響きの和音なので、もっと純粋な音がするよう工夫の余地ありです。
「とどけたい」の部分は気持ちが強く出るように、言葉をはっきり、なおかつレガートに。声が引っ込まないように歌いましょう。
「夕焼け」
子供とお母さんの歌い分けはだいぶ良くなりましたが、お母さんはもっとあたたかく愛情に満ちた声と言い方が必要です。
「きれいな」の「き」は、浜辺の歌の「かげ」の時と同じで、Kを柔らかく長く発音すること。強調するあまりにアクセントがついてしまわないように気を付けて。
最後の音はかすれて終わらないように。
休憩後、全体合唱の「ふるさと」の練習。先週よりずっと安定していましたが、アルトのメロディの部分では、ソプラノは音量を落として歌うこと、最後は息切れしないように。
最後に4曲を通して歌う。
Lessonページに録音をアップしましたので、上記の点に気を付けて聴いてみて下さい。
次期の練習曲目は「ペチカ」と「いのちの歌」に決まりました。
Direttrice
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