袖ケ浦混声合唱団

Casa di Direttrice 7「罰金制度」

新型コロナの猛威はとどまるところを知らず、要人にもひたひたと忍び寄り、昨日はチャールズ皇太子陽性の報に世界中に衝撃が走りました。ドイツでもメルケル首相に予防接種をした医師が陽性の判定を受け、メルケル首相は自主的隔離として自宅での執務を余儀なくされています。


そのドイツでは他のヨーロッパ諸国のように全土を封鎖し、さらに国民に外出禁止の指示を出しています。そんな中でもドライブをしたり、コロナパーティーと称してドンチャン騒ぎをする若者などが跡を絶たず、ついには罰金制度が発令されるに至りました。


昨日のニュースによると、ケルンやボンがあるノルトライン・ウェストファーレン州では以下の額が罰金として科せられることになりました。


二人以上の集まり  200ユーロ(約24000円)

老人ホーム・病院への訪問 200ユーロ(約24000円)

ピクニック・バーベキュー 250ユーロ(約30000円)

 注:ピクニックとは芝生にシートを敷いてお弁当などを食べることです

バー・クラブ・ディスコへ行く 5000ユーロ(約60万円)


なかなか厳しい措置ですが、これほどまでして人同士のかかわりを絶たなければ感染の広がりを抑えることができないという為政者の真剣さを感じます。


それに対し、日本では新学期を迎えることもあってか、休校措置が緩和されることになり、それに伴って、お花見に出かけたり、格闘技の試合に多くの人が集まったりと、まるで感染が下火になったかのような気分が漂っています。


緩やかではありますが、感染者の数は確実に増えています。決して下火などではなく、これからが正念場なのです。ヨーロッパのようにならない保証などありません。気を緩めることなく、引き続き感染を防ぐ努力を続けていかなければならないと思います。


Direttrice

https://sodegaurakonsei.amebaownd.com/posts/7969528

コールわかば

袖ケ浦市の女声合唱団 established in 2003