音楽協会定期演奏会講評

先日の演奏会はお疲れ様でした。ウィルスの蔓延が心配される中でしたが、何とか開催にこぎつけることができ、練習成果を発表する場を持てたこと、音楽協会運営の役員の方々には心から感謝申し上げます。


今週の練習時に皆さんと一緒に本番の演奏を聴いて講評を申し上げるつもりでしたが、練習がお休みになったためHP上で講評を述べることにします。


演奏するかどうか賛否のあった「ペチカ」ですが、結果的にはプログラムに載せて良かったと思います。ペチカの炎が揺らぐように、時には燃え上がり、時には凪のように静まる音楽の流れ。ペチカを囲む家族のあたたかさ、楽しさ、それとコントラストをなす外の寒さ。北国の冬の厳しさと楽しさが目の前に浮かぶような演奏だったと思います。


「いのちの歌」は、練習時に挙がっていた課題がだいぶクリアできていたように思います。全体がひとつに溶け合い、気持ちも伝わってくるようになりました。ただ、合唱祭でもう一度披露することを考えると、高い音のピッチが下がること、メロディパートとのバランス、高い音に跳躍するときの発声などは精度を上げて練習する必要があります。


「みんなで歌いましょう」の三曲は会場のお客様をリードする役にふさわしくしっかりと歌えていて心強く思いました。


しばらくお会いできませんがくれぐれもお体に気を付けてお過ごし下さいますように。


Direttrice

コールわかば

袖ケ浦市の女声合唱団 established in 2003