5月21日の練習

今日は朝から強い風が吹き荒れて、カデンツの音もかき消されそうでしたが、集中してお互いの音を聞こうとしたせいか、これまでの中で最高と言ってもいいくらいの素晴らしい響きになりました。

みんなで歌うのは穏やかな風の歌。
「かぜよ どこに」を最後まで通して歌った後、気になるところをピックアップして練習していきました。アルトのメロディは太くしっかりとしたラインが見えるように、どのパートも上行の時は上がり幅を広く、下行の時は幅狭く、「かぜよ」の「K」の子音を明確に、最後の「かぜよ」は丁寧に発音するけれども遅くならないように、顔の表情を豊かに歌う、伸ばす音は子音によって響きが変わってしまわないように、「スイカズラ」の「イ」は横に食いしばらないように、これらのことに気を付けて歌いました。

休憩後は「Ave Maria」の復習。
イタリアの歌なので、地声にならないよう発声に気を付けて歌うこと、アルトの低い音も出来るだけ響きのある声で歌うこと、伸ばす音は膨らんでいくように、これらに気を付けて練習しました。

歌う時には、常に何かを伝えようという気持ちで積極的に取り組んでいくようにしましょう。そうするとしっかりとした声が出て美しいハーモニーが生まれます。

Direttrice

コールわかば

袖ケ浦市の女声合唱団 established in 2003